30後半でインターセプト内ふくむ本来の資質が出てきて、土星海王星スクエアの使い方も変わったことについて、占星術で解説をします。
土星-海王星スクエアの出方が変わったという体験談を読みたい方は、画像以降まで飛んでください。
(2020年2月の過去記事を、リライトしました)
5hコンディション ボロボロw
インターセプトであやふや状態
私はネイタルにn土星-n海王星スクエアという、マレフィック同士のハードアスペクトを持ちます。
土星(人間社会レベル)と海王星(理想や夢のレベル)で、行ったり来たりする配置です。2-5hで形成。
意味の一つに、裏切りや犠牲やスキャンダルなど、ドロドロとしたこの世の嫌なことがあります。たとえば、暗殺されたケネディ大統領もこのコンビを持ちます。
私のn海王星はnバーテックスと緊密合です。さらにn火星n水星もくっついています。
さらにさらに付け加えますと5hはインターセプトしていて、これら火星海王星水星は丸々隠れ、しかも5hカスプは蠍座29度涙の度数😭
土星海王星スクエアから少し話がそれますが、付け加えますと、5hカスプ手前にはチャートルーラーn太陽がいて、「5hをやるんだ」と強調。
つまり生まれてからの数十年間は、好き好んで「悪ふざけを面白がる」生き方していました。周りが呆れるほど・・・。
それが蠍座最後の度数が示すことで、ずっと私のアイデンティティですらあったのです。
魔法が解けるまで
わかる人にはわかると思うのですが、以上の情報だけでも恋愛運ボロボロなのもうかがえると思います。
恋愛運最低の要素はまだまだあるんだけど、本題からそれるのでこれくらいにしておきますが。
インターセプトしているハウスがあるということは、人生の後半になるなどし、そのハウスの魔法がとけるまで
関連する天体たちの本来の資質は、はっきり顔を出さないし・自分でもわからんし、本来の運勢も出てこないってことです。
人によっては一生、魔法が解けないし、それでOKっていうパターンもあるでしょう。
具体的には何が顔を出さなかったか?
- 5h11hそのものの本来の運勢もそうですし
- 5h11hのルーラーたちが入っているハウスたちもそうですし
- 火星、海王星、水星がルーラーとなっているハウスたちもだし
- 火星、海王星、水星がそれぞれ表すことすらも
- そのルーラーがそれぞれ表すことも
- なんなら5hカスプ手前に合するn太陽の示すことも
自分の中であやふやな状態だったし、自分があやふやってことは、外側からやってくる人・もの・事柄もあやふやな状態でした。
ひさんwww
たとえば、火星(行動)も水星(コミュ力)もインターセプトの中に隠れているって、結構、厳しいですよ。
魂レベルで誰よりも美しく・善良であっても、行動や見せ方が異常だったりすれば、この世では訝しく思われるじゃないですか?
私の良さがうまく表現できず辛かったです。
※高波動な私がおかしな言動を繰り返すことで、下界にいる人たち(私からしたらよっぽど低波動のやばい人たち)が距離を置き深く関わらなくて済んだので、大きなくくりではすべて恵みでした。
しかもそれを面白がってしまう自分もいて(5hカスプが蠍座最後の度数)、このころの私と釣り合っていたのは、アルコール依存症の女友達。
幼なじみの友人なんですが、私自身ワインスクールに通って本格的に学ぶ等してお酒を嗜んでいたので、趣味があいました。
友人は飲酒すると記憶なくした状態で悪ふざけが止まらなくなり、このころの私はそれが依存症の症状とは知らなくて、ただただ本当に楽しい人だなあ♪と思ってました(今から思えば怖いです)。
私は記憶なくさないまま、同レベルで悪ふざけしていました。悪友というやつでしょうか?
でも自分の方がヒドイ有様なのに酔ってて記憶がないので、私だけ後日友人に説教?されるといった理不尽さはありましたが、基本的に楽しい思い出ですかね。
しかし年齢をかさねていくうち、だんだん自分の星を自分のものとしてコントロールできるようになっていくと、「悪ふざけ」系のことはかんぺきに外界に投影されていきました。
昔は悪ふざけの一環で?、自信がなくて?、キツイじょうだんとか体張った笑いを取ったりも。
自己犠牲的な振る舞いでしたけれど、「芸人目指した方がいい」と担任教師に言われるくらいでした。
今じゃ全く笑いを取る気にならないです。なんだったんでしょうね。
インターセプトの中身が出てきた
本来の運勢、資質へ転換していく
沢山の星がトリガーに
インターセプトの本来の中身がどわ~~~っと出てきたのは、プログレスとトランジットの刺激がいくつもいくつもあってのことです。
インターセプト内に火星があるので「火星の年齢域」というのも関係していて、人生の強制変容が始まりだしたのが36-37歳のころです。
n太陽にSA冥王星がアークしてきて、同時にプログレスの月とトランシット土星もそこに合してきたとき、
ソウルメイトと思わしき人(ソウルメイト一人目SY)と出会って、私の中の開かずの扉(=インターセプト)が開いた。
キーマンと出会うだけで人生が次の局面へ導かれ、2度と後戻りできないということがあるんです。
★SYは、ソウルメイトリーディングに部分的に描かれている人でした。その人自身よりも「鑑定書に前もって描かれていた」ことに大いにワクワクしました。
参考記事イヴァルナのソウルメイトリーディング体験①鑑定依頼は必然のタイミングで
今から思えば、n太陽にt土星がファイナル合して、私の楽しみであり生きがい(=5hカスプに合する太陽)となる、たった一人のソウルメイト(=蠍座29度)探しの旅路が、スタートしたのです✨
このころから、物事を霊的レベルや占星術のレベルでとらえることも覚えだし、SYとの出会いによって体質が変わったことで、サラリーマンは二度とできなくなります。
この出会い別れの直後、脱サラ・一時的な脱毛症・初スピリチュアルカウンセリングからの→霊能学校通学へと、人生が派手に動きだします。
浄化&混乱
t土星とP月が連動しながら射手座を運航していたころ、霊能学校に真面目に通い、霊的な資質にどんどん目覚めていきます。
占星術も興味のままに、毎日大量に勉強し始めます。
※私にとって、霊能やスピリチュアリズムや占星術は射手座マターであり、「高度な学問」「教養」という位置づけです。
決して楽な道のりではありませんでした。
このころt土星t海王星スクエアが、私のネイタル土星海王星スクエアにハードにかかり、同時にMCにはt天王星が来るなど、人生全般に浄化と大混乱が起きていました。
生まれつきの霊能者とは異なる星の表示
霊能学校にも前世からのつながりを感じる人がいて、そこの会長先生でしたが、この人の元で今生の私は霊性を磨くことになっていたようです。
最初は、前世と同様に「霊能者として生きるんだろう」と思ってたんだけど、今生は違っていたようで、霊能の世界に身をささげる方向性ではありませんでした。
少し説明を加えますと、生まれつきの霊能者の知り合いも沢山いますが、彼らと接してみて私とは決定的に違うと思ったのは
私にはそれまで15年に及ぶ、厳しい競争社会での社会人経験によって、現実レベルに対しかなりの理解があるということです。
※下界での苦~い人生体験を通じて、2h土星を自分の資質としてものにしようとしていた
しかし色々接してみてわかったことは、霊能者っていうのは高次元の清らかな波動があるのは必須のはずですが、そういう人がまず少ないんですね。
そこらへん歩いている人たちのほうがまだエゴが少ないよ!って思うような低次元の波動が、学ぶ必要があって?引き寄せられてたくさん霊能学校に来ていました。綺麗な魂の人も、いましたけど。
そして波動が低いのみならず、プロレベルの霊能者や先生でさえお客さんや生徒に対して常識的なふさわしい態度をとれない人が多いです。
霊能モードになると、簡単な◯✖️問題にも答えられなくなるとかいうことと関係しているように思います。霊能モードってのは、常識はずれになることと表裏一体なのです。
でもそれはいいわけにならないですけどね。だって人間として喋っているとき、その人は霊能モードになってないですから。
あと極端に霊媒体質の人は、優秀な霊能者になりやすいですけど、ふつうに低級霊に良いように操られている人が多いです。
これも本人の波動が低いせいですけど「自分は特別なんだ」と思わされて・実はもてあそばれながら、低級霊の思うがままにされ、欲望のままに乱れた生活していたり、失礼な行動や失言暴言も多いです。
…そんなんだと、どうしても人間社会からははみ出してしまいますよね。
だから、せっかくの能力があるのに社会性がないために、なかなか思うようにいかないという方が大半に思います。
それが清算すべき「カルマ(行い)」だったりするんだけど、本人たちにとってはそこコンプレックスだったり・謎に感じていたりします。
逆に社会性があって、インチキで口のうまい偽物のほうが、この世では幅を利かせてたりしてねw
んで私の場合は、そういう「いかにもな霊能者達」と異なり、「もっと実践的に霊能を使う人」という方向性だったんです。
n海王星にn土星スクエアで、n土星がばりばり効いていますから。
霊能を現実レベルに落とし込む定め
生まれつきの霊能者はわかりやすい星の配置をみなさんもっているんだけど、私はちょっと別の角度で表示があります。
まず先天的な霊能者と言うより、「後天的に霊能開発される」感じです。
そして社会から身を潜めて生きる「霊能者」とか・マンツーでセッションする「カウンセラー」でもなく、
「異次元レベルの癒し人」だったり「神のお告げをする人」みたいに星に出ています。
だから、ライトワーカーとかヒーラーと名乗る方がしっくりきます。わかりやすいかなと思って霊能と書いていますけど。
そんな風な本来の私らしさと言うものを、星と現実で少しずつ解き明かしながら、自分と言う存在をうまく乗りこなそうとする努力がつづいていきました。
本来の自分として変容完了した🌟と実感したのは、脱サラ後6年ほど経った頃です。
人生の展開やタイミングは人ぞれぞれ
星を見てると、こういう人生のタイミングや霊的な時限タイマーが発動する時期っていうのは、人それぞれだと本当に感じます。
中には最初から最後まで、本来の資質で疑問も持たずに生きるという人生プランの方もいらっしゃいますしね。
それが良い悪いではなく。みんな魂の仲間です。
ただ、時限タイマーが発動する人生を体験していて少し思うのは、大変なんだけど一回で2人分の人生を体験できる感じもあるので、ある意味お得かも?です。
人それぞれ自分なりの道を歩んでいるわけだから、年齢も関係ないしなにか比べるのは無駄で、その時の自分を心を込めて一生懸命に生きればよいんですね。
じゃ~どういう風に土星海王星スクエアの出方が変わったか?見ていきましょう。

n土星-nバーテックス海王星 スクエア 使い方の変化
自己犠牲→霊的世界よりの人間へ
このアスペクトを、良い風に使えてなかった頃の出方↓
自分自身が夢見心地に調子に乗って、自己表現しているときに限って(5h火星海王星水星)、
他者から横やりを入れられ(7hサブルーラ土星が2hからスクエア)、
私は苦虫を噛む(2h土星 自信の欠如、自己否定)てことがよくありました。
海王星バーテクス緊密合(オーブ0.09)も相まって、対人面での線引きが難しく、裏切り・嘘・自己犠牲的・面倒なことを押し付けられる、といった悪い出方をしておりました。
しかしインターセプトの中身が出てきたら。
人間社会のルールで生きる「土星のレベル」ではなく、霊界とつながって生きる「海王星のレベル」で生きるように。
違う言い方すると、海王星バーテクス合がながらく「自己犠牲的」と出ていたのが→この世に生きていながらも私の意識としては「霊界と向かい合う」と出るように。
本来、土星よりも海王星のほうが強力な天体です。ですから海王星を使いこなせるようになった場合、そちらのほうが強いです。
そのうえ海王星たちにスクエアする土星も自分で使うようになれば、フワフワした目に見えない世界のことを「現実レベルで処理しなおす」など、フォーマットができるようになります。
以前の出方、土星海王星の実例
土星(人間社会)→海王星(夢見心地)に横やりということで、簡単な実例を一つご紹介します。
サラリーマン生活後半の頃。当時の会社の後輩に、「人間社会においてあなたはピュアすぎます、そんなんじゃだめです私を見習ってください」と偉そうーにw言われたりしてました。
その後輩を星で見ると、いいところもいっぱいある楽しい方なんですが、
会社の権力者へのごますりが得意な火星てんびん座を持ち、小心者なのに野心もあるという山羊座と獅子座のコンビネーションの方でした。
組織的に動くのがうまい一方で事務仕事ができず(水星トラサタハードのせい?)、目立った評価はうけてない方で、
こういう後輩から偉そうに言われるってのがまた、この世の闇的な「土星海王星」です。
怖い上司や先輩にはこびるイエスマンなのに、癒し系の私のことはナメ切ってましたしw
で、こういうことがあるたびに、私はい~~やな気持ちになったりとか・自己否定してました(2h土星の悪い出方そのまま)。
ただこういうこと言われても、ピュアに生きることが悪いわけないっていう魂レベルでの信念があり、決して屈しませんでした。
ピュアで利他的なら、必ずいいことが巡ってくるって思っていて、その後実際そうでしたし。
しかしエゴが渦巻く人間社会にて、組織の一員として生きる場合、この限りではないでしょう。
霊能開発後の出方
徐々に、星の使い方に変化が出ていきます。
それまではずっと自分が、不思議ちゃんだったりおかしなひとと思われていたのに、いつしか風向きが変わり、自分が相手に対して「ハテ?」となります。
人としゃべっていて、相手の言動がまとまっておらず・とんちんかんじゃない?と、たまに思うようになっていくのです。
最初は「私が土星(まとも)で、相手が海王星(混乱)」という星の使い方へ転換したのか?とかんがえてみたのですが
そういうパターンもあるし、7hサブルーラーである土星のエネルギーがやはり他人からもたらされていることもありました。
どっちにしろ相手のことを、とんちんかんに思うようになったんです。
まともな人達もいますけど、相手をとんちんかんに思うことは、これ以降もどんどん増えていきます。
海王星はわかるけど、なぜ土星をとんちんかんって思うようになったか?
私の中に、土星(人間社会)←海王星(スピリチュアルレベル)っていう回路ができたからです。
自分の中の海王星的な観点でもって、他者からもたらされる土星レベルを、意識できるようになったんです。
わかりやすく伝えたいので、あえてきつい表現で書きます。
人から何か言われて、私としては
「土星なんて、人間ごときが作ったこの時代・この地域でしか通用しない、常識であり・善悪の判断であり、秩序である。そんなものの見方で発言されても、とんちんかんだわ・・・苦笑」
みたいな感じです。
土星スクエアおじさん
また一つ実例をあげます。脱サラ後、3年超経過したころの話。
不倫している男性の知人Aさんがいました。
不倫という事実関係なく、私はそのAさんの波動の低さ(=不安定でネガティブな感じ)を以前から感じていて、Aさんとのかかわりをさりげなく遠慮してました。
それに気づいた知人男性Bさん。
この男性は、男性同士で肩を持ち合おうとしたり、すぐほかの男性の味方をしたり、私に嫉妬して嫌味いったりする、昭和の香り漂う非常~に土星スクエア的な「還暦のおじさん」です。
割り勘するといつも人より少なめに出し・自分だけ得しようとする貧しい精神&貧しい世界の住人です(私と合うわけないw)。
しょっちゅう私に土星スクエアし、私の自己価値(=2h)を下げよう(=土星)としてきます。
そんなBさんが怒ったような感じで、私に低い声でボソボソっと言ってきました。
「(不倫しているとしても)Aさんは、別に悪いことをしているわけじゃない」
言いたいことはわからなくもないですが、とんちんかんです。不倫が良いとか悪いとか、なに言ってんのやら???
「別に人間ごときがかんがえた、今この時代・ここでしか通用しない、秩序、善悪、罪、罰、常識ど~でもいい。私は、波動が合わない人とプライベートで距離を置きたいだけなんすけど!」
でもこれをそのまま言うか言わないかはまた別で、自分の中で土星-海王星で意識を行ったり来たりさせて
(この海王星的な思いを、どこまで言うか?言わないのか?どこまでどういえば土星スクエアおじさんに理解されるのか?それとも別に理解されなくていいか?)などあれこれ考えて
霊界からインスピレーションが届き、反応を決めるという感じです(海王星側に火星水星もくっついていて、土星と柔軟のスクエア=柔軟に対応可)。
というわけで、いつしか土星レベルで人から横やりが入って凹むってのはなくなりました。でも横やりが入ることで一旦停止し、よく考えてまた進む方向を決めるってのは今でもあります。
2h土星を自分の資質に
サラリーマン時代の激務で、本当に苦労したためか?、自分でいうのもなんですが、今では世間一般よりもずっとしっかりめに土星が自分のものとしてつちかわれている気がします。
土星は私の唯一の地のサインなので過剰補償もあると思いますけど、もともと2h土星は「自己否定」とか「自信のなさ」で出ていたのが、今では2hの表す「資質」として土星を体得していると思います。
私はアセン月木星合でいっけん寛容で良い人に思われるし、そういう面も確かにあります。誰に対しても、優しく親切であろうとしていますし。
でも実際の中身というか長い年月を経て培われた資質としては、そこらの見た目ゴリゴリのおじさんたちよりきっと、厳格なおじいさん(=土星先生)みたいになっていると思います。
例えば私を騙して利用しようとする低波動や、自分の事しか考えていないエゴまみれの低波動が現れたら
私の持ち前の優しさをいっさい封印し、相手のレベルに見合った容赦ない対応へ切り替えます。
霊能を扱うひとでありながら、時に現実的な視点で人々や出来事をさばいていけるのは、土星海王星スクエアのおかげです。
まとめ 海王星も味方につけて
海王星と言うマレフィックだったり、土星海王星と言う使いにくいアスペクトであっても、良い風に使うと(?)こう出るよ、という実例でした。
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