私事ではありますが、
火星の年齢域があと少しで幕を閉じます。
そろそろ木星の年齢域の兆しも。
火星期の意味と、太陽期を経て
火星期へどうつながったか?
上島竜兵さんのこと含めて
振り返り&シェアします。
火星の年齢域とは
火星期は一般に、
36-45歳ごろを指します。
松村潔先生のご本を参考に
火星期を紐解いていきましょう。
火星を発達させる年齢域は、三十六歳から四十五歳。太陽期に自分の本性や目的がはっきりした後では「自分は何者か」という問いかけは問題とはならず、自分の目的をいかに対外的に生かせるかということが重要になってきます。
引用元:松村潔(2004年)「完全マスター西洋占星術」説話社
火星を使いこなすことがテーマ
火星期は、積極的に自分のエゴを
押し出すことを学ぶ時期です。
それまでは受け身で社会や大人から
学んで&成長し
自分の中で目的意識や
気づきがあったところから・・
火星期では、自分の人生の目的や
本当にやりたい事のために
「他者を押しのけたり・怒りを伝えたり・ノーと言う」
ことを目指します🌟
最初は失敗を繰り返してOKです。
ご自分の荒々しい衝動である
「火星」をうまくコントロールしていくとき。
この時期を過ぎても
n火星を抑圧してしまったり
コントロールが効かないとなると
いじめられるなど外側から
火星の作用がもたらされたり、
自分の中から屈折したエネルギーが
出てきたりします。
火星の攻撃力の使い方に慣れていないと、何らかのトラブルのときに行きすぎになって取り返しがつかなくなるということもあるでしょう。
引用元:松村潔(2004)「完全マスター西洋占星術」説話社
火星期のたいせつさ
火星期は一生の中でも、かなり重要な時期に思います。
火星が使えないと相当辛い
いじられキャラの上島竜兵さんに思うこと
火星が弱い人はたいていいじめられっ子の傾向がありますとも、ストーカーに悩まされるとも、書かれております。
私としても他人ごとではなく。
海王星バーテックス合に加えリリスやキロンも効いていて人畜無害な高波動パワーを持つ私は、昔から人間社会のスケープゴートになりやすいです。
たとえば霊能学校に通ってた頃の話ですが。
海外から来日した伝説のミディアム(おじいちゃん霊能者)ですら、調子狂ってしまって
100名くらい参加のデモンストレーションの場で皆の前で私にセクハラ発言してきたんです。
霊界とつながる神聖な場で、ですよ。周りの女性たちも「ええ~💦」って言ってました。
伝説のミディアムですらこれじゃあね・・
滅私奉公で働くゾンビ系サラリーマンたちに囲まれていた時なんて、ほんとうに地獄でした。
人畜無害な本物の癒し系の方々は、相手に「NO!」を突きつける火星の力を養うことはこの世を生き抜くうえで必須でしょう。
火星のことを考えると、先日お亡くなりになった上島竜兵さんのことがやけに浮かんでまいります。
上島さんも人畜無害な癒し系の方で、
失礼ながら私と被る部分があったと思います。
(上島さんも私も月-木星-金星のトリオあり、気が優しすぎて締めるべき時も締められない)
加えて上島さんは月土星合もお持ちですので、深刻に考えてしまうんだと思います。
ご存じのように上島さんは仕事上いじられキャラでしたが、
私の見解では、ギャラの発生しないプライベートの場においてもそんな扱いを受け、時には本気で嫌がっていたようにお見受けします。
後輩に沢山お金出すのを期待され本当に腹を立てていると話しているのを、過去の動画で見ました。
インタビュアーたちもドン引きのエピソードを語っていらっしゃいましたが、でも怒りながらも
お金を出していたんでしょうね。
嫌ならお金を出さなくてよいのでは?って、普通なら思うかもしれませんが。
実は、私も同じような経験があり相手の言いなりになってしまうの、すごくわかります。
内心ではいやなのに人が良すぎて断れないのです。断るっていう選択肢がないというか。
利用しているくせに周りはバカにし、感謝もなく、ますます利用してきて、こちらの不満はたまる一方です。
気弱な人は、搾取する人と引きつけあうのでこうなります。
一例を出しますと私の妹の話ですが、昔私は稼ぎが良かったこともありあれこれとお金を出していました。
やがてなんでも私が出すのが妹の中で当たり前となり、「ここもいい?、ここもいい?」と感謝もないままどんどんお金を出させてきましたw
妹は私に甘えていたでしょう。
私がそのことで不満を感じ、ときには妹にお金を出させても、どっちにしてもあまり妹は気にしていませんでした(笑)。
それにまた腹が立ちました。
「じゃあ私がお金出す必要ないじゃん」、と。
つまり私は、妹の礼儀知らずな所に怒っていたんです。お金を出すのは構わなかったんです、まだまだ出してもいいですよって感じ。
私はただ「感謝する」という気配りがほしかったんです・・。(水のサインが強いので)
当時の私は、火星がうまく使えてなかったので不満が不器用に爆発💥
ある時から一切お金を出すのをやめることに。蠍座が強いからゼロヒャク理論で決めちゃいますw
でも妹はその後もお金のことで変なマウントしてきたから、気にしてないっぽいです爆笑
まあ妹の件はどうでもいいですが
昔勤めていた会社でも、私のことをバカにし評価や出世もしないまま、面倒な仕事だけ全て押し付けてくるとか
んで、裏では悪口言われているとか地獄でしかなかったです。
ホロで見れば一発で分かりますが、本当に人間社会(会社組織)というごく小さな世界は私の居場所ではありませんでした。
上島さんももしかするとかつての私と同じように、内心は相当腹が立ってたり・相手が100%悪いとわかっていても
断るすべもなく自分ではどうすることもできず、いいように扱われてしまったのかなと。
不快感を訴えるも相手に伝わらずさらに笑われたりし、本気にされなかったのかなって。
つまり上島さんはn火星をあまり使いこなせてなかったのかな?と思うのです。
(上島さんのn火星はノーアスかもしれません。
オーブ広げればセクスタイル1個、インコン。
蟹座初期なので、親しい人たちには
輪をかけてピュアで不器用だったかも。)
ちなみに私は10hキロンがカルミネート&シングルトンで非常に効いているのですが、同じく10hキロンなのが、あの神田沙也加さんです。
<ご自分の受けた傷を癒して→やがて癒しを与えていく>感じですよね?そういう癒し系の人はご自分を責めすぎず、むしろ身を守ることが大切に思います。
不快ないじりを、とめられない
後輩からの愛ある?いじり(いじめ)を上島さんは受けていましたが、その点も私は、似た経験をしているかもしれません。
サラリーマン時代いじめる人たちに交じって、悪意なく無邪気にいじってくる人がいました。
その人にも意地悪っぽさはあったんですけど、でもあくまでその人は「親愛の表れや好意の裏返し」でなんやかんや言ってきた気がします。
だからこそタチが悪く、しつこくて、私は嫌がっておりました。ひとつも笑えないしさ。
実際その人に冷たくしていたつもりです。私なりに、ということになりますが・・。
仕事中だったんで、リアクションゼロで無視したり・睨んだりね。
でもその人は、感覚が麻痺しているのか?よほど私と関わるのが楽しくて何にも見えてないのか?
こちらの不快感が全く伝わらず、うざかったです。
しつこくいじられて上島さんは嫌がっているし、視聴者やリスナーサイドも笑えないんだけど、後輩だけは楽しそうにいじってる♬という構図と、まるで同じです。
んで・・いざ私が退職するとなると、急にその人の態度は一変し
本当に悲しそうにハラハラ泣いてました。何回も。
(悪質なお笑いって社会の縮図に思います。と言うか私が所属した会社の人格障害っぽい人はTVに悪影響を受けて、それまねていじってきた気がします。)
好意の裏返しでも人は傷つく
こっちはとっくに激冷めですから、その人の泣く姿見ても心動かず『悲しむくらいなら普段もっと優しくしろ』って思いましたね・・。
上島さんも、なくなられた後、周りの方々に愛されていることがよくわかりましたけど
ご本人としては『だったらこれまでバカにせず、もっと優しくしたり敬ってくれよ』って思っているかも?
(魂は永遠なので、死後もこの世を見ている)
※本当に私の勝手な推測でしかないし霊界からのメッセージでもないんで、全くお門違いかもしれませんので参考程度にしてください。
他者を断ち切ったり・自分の意志を貫く「火星の鋭い力」がなく、心にストレスをため込んでいっこうに解消されなかったなら、本当にお辛いと思います。
身体は生きていても、心が死んでしまいます。
だから繊細で心優しい人々のスケープゴートになちがちな、本物の癒しキャラの方は、火星期で一生懸命に、火星の鍛錬をしてほしいです。
太陽期含めて火星期を振り返る
あらためて松村先生のご本を読んで、自分自身の火星期を振り返ると、笑ってしまうほど書かれている通りの火星期だなと思います。
太陽期から、自分のことをざっくりと振り返ってみます✨
太陽の年齢域での気づき
火星期に入る前、太陽の年齢域で『今回の人生で、私はこういうことがしたいな』という自分独自の気づきがあると◎ですが
私自身、確かに自分なりの方向性が見つかりました。
一言で言うと『人を無意識レベルから癒したい』です。
それで太陽期の頃は、本業の傍ら心理学の類やカウンセングの類など、興味のまま手当たり次第に学んでいました。
でもいまいち、自分のやりたいこととは違うなあ・・と、つかみ損ねていました。
火星の年齢域にどうつながったか
n蠍座終盤太陽の延長線上に、n射手座火星
私のn太陽は蠍座28度なので、もう射手座の世界も見据えています。そしてn火星は射手座14度なので、n太陽の延長線上にいます。
なので太陽期から→火星期へと移行するのにそこまで自己矛盾はありませんでした。
ただし、火星期に移り変わったころ、ディレクションもトランジットも派手派手の大変な数年間が到来しましたので
いろんな出来事が起き人生が嵐のようになって、根底からすべてが激変していくことになりました。
しかし太陽期→火星期という観点でとらえると、自分が探しているものが見つかってじつは徐々に整っていく流れにありました。
つまり太陽の年齢域の時の気づきである『人の心を無意識レベルから癒したい』というのは私の中で変わらないまま
外側では人生激変となる中、私なりに、しっくりくるアプローチを手に入れたのです。
それはなにか?n火星のサビアンシンボルにヒントがあります⭐
私の火星は射手座14度で
サビアンシンボル「ピラミッドとスフィンクス」
「古代の叡智」と深いかかわりのある度数です。
射手座14度は、さらに本格的に探求し、自分が見つけ出した真実を繋ぎ合わせて、全ての文明に共通する知恵を探求し、再現しようとします。
精神世界に深い縁があり、世界中に残された古代遺跡からのメッセージの解読や、古代からの文化に興味を持ち、古代文明との疎通に熱心に力を注ぐのです。
引用元:サビアンシンボルを読み解こう~射手座1度~30度~|星読みテラス
それで私の場合、火星期にてまさかの『霊能、霊的真理、占星術』へと導かれていき、それらを活用してミラクルハッピーに生きるし、みなさんにも癒しを広めていく・・!となりました(^^)
なのでここまでの火星期はどう過ごしたか?というと、ぞんぶんに真理探究に燃えました(=射手座14°火星)。
リアルでは無職、独身、気づけば蓄財もしていたし・パトロンみたいのもついているので、ただ興味のままに没頭しました(笑)
霊能や占星術をがっつり学んでいる時に、「これだ!!!」とピーンときたわけではなく
どこにどうつながるかもわからないまま、興味の赴くままにどっぷりと研究や勉強をやり続けてただけですね。
あとから振り返ると「結局、私の火星期の意味ってこういうことだったかな?」と言う感じです。
「火星を使いこなす」について
また『火星を使いこなす』についてはどうでしょう?
太陽の年齢域後半は、特に人畜無害ないじめられ体質だったと思います。
いやな思いをしても言えず、いじめっ子たちは言動がエスカレート→数々の嫌な思い出がありますね。
火星を使いこなせてなかったころは家でひとりで「嫌な思いを相手につたえる」練習をしても、ドモって言葉が出ませんでした。相手がいつも100%悪いのに一個も文句言えないって辛いですよ。
それがいまじゃ「ノー!」と、言えるようになりました。ネガティブなこともバンバン効果的に打ち出すように!
妖精である私に心開きすぎて、粗相する人間が下界にはそうとう多いですからね。
人間ですからちょっとしたミスは仕方ないですよ?私だってつい迷惑行為をやってしまうことあるかもだし。
しかし法律や規則を破るとか、立場をわきまえない等、一定のラインを超えてくる人間たちがいて
その場合、必ず処分しています。
処分って言葉はキツいかもしれないけどしっくりきます。言い換えるなら、天罰を下す。高波動パワーで、やり返す。
火星が育っていなかった過去の自分は、相手が私を通じて癒されているならいいか♬ってなってました。どんなにいじめられようとも、本当にこれでいいんだって思ってました。いじめられ体質ですね。
でも私の火星が育ってからは、そういうことされて実は不快になっている自分に気づき、辛いならそれは自己犠牲だから、よくないんだと。
相手も癒されているわけではなく、私の超絶癒しパワーに調子狂っておかしくなっているだけだったりね。
見た目はおとなの人間だけど、中身は私が接するに値しないひとたちなのだとの考えが変わりました。
私が直接言っても聞く耳を持たない人も多いので、表情・行動・態度で示したり。まともな第三者を使って加害者に確実に天罰下す技術や、相手に刺さる効果的なクレーム方法も身に着けました。
火星にコンジャンクションする水星も開花
他の星回りも関係しながら、誰しも激動の火星期を過ごします。
私の場合の印象的な体内時計の星回りは
- 2020年10月 n水星にp水星回帰
- 2020年12月2021年6月 n水星上での2回の蝕
OBBでデトリメントでアスペクト豊富という扱いづらいn水星(=規格外の処理能力や言語能力)が、ついに日の目を見ることに😂
それでクレーム力開発へといたったんですよね。
インターセプト内にありますし、ここまで来るのに時間かかりました・・。
(n水星-n土星スクエア)
めきめきと力がつき、強くなった!と手ごたえを感じたのが2022年春ですので、蝕から半年以上経てからですね。
これにて自分でも納得の振舞い(水星)ができるように。隙のない立ち振る舞い、状況を見通して動かす力、無難な対応、スルースキル、あえて怒りを表現するなど。
これらは全部n水星の範疇ですが火星水星合ですし、背景から火星がエネルギーを送り込んでいます。
そんでさらにその背後には蠍座太陽という本質があるから、場や組織を操るチカラもでてきました。
火星期終盤まで生きて。今思うこと
自分の中のハードなn火星とn水星が使いこなせるようになるまで辛かったです。
ハラスメントを受けても自分のせいにしたり、一個も悪くないのにその場をおさめるために私が謝罪してしまい、ダメ人間の相手のほうがすっごい図にのってしまったり。
自分も周りも、無秩序でめちゃくちゃでした。
ここまで過ごしてきて思うのは、今生の私は単なる高波動なだけの人ではないってことです。私に嫌がらせする悪質な人を、確実に処分する役目もあるんです。
いろいろな波動が入り混じるこの世で、「ライトサイドとダークサイドを行ったり来たり」しながらね。
この世には、根っからの邪悪な人が数多くいると学びましたので、その場合こっちもダークに対応した方が簡単にうまく処理できますので、必要に応じて使い分けています。
まとめ 火星期は失敗も糧にして
気弱だったり人畜無害な癒し系の人ほど、ネイタル火星の鍛え甲斐があると思います✨
火星期には「中年の危機」と言って誰しもそれなりにキツイ星回りを通過することになっていますし、松村先生のご本には、この時期失敗を繰り返すとも書いてあります。
うまくコントロールできるまで、あっちこっちぶつかって良いそうです。
●ボリュームたっぷりの本ですが、人生をじっくり振り返るのに最適です↓
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